昨年4月にシャーシを製作してから9ヶ月・・・ SV-2 93B HS-1の製作、調整でそっちのけになってました。というのも、これまで使用していたUTC A-20で全く不満は無く、急いで作る必要が無かったので例の如く「そのうち作ろう」と伸び伸びになってしまってたのです。先日時間が空いた時にふっと思い出したのでケーシングして見ました。シャーシはカリン材一木削り出し、t:2mm厚真鍮板バフ仕上げ、ジャックはスーパートロン、配線材はNEGLEX
2515です。サイズはL=200 W=270 H=180ですが重量は6.5kgとこのサイズにしては重いです。
試 聴
各楽器の輪郭、ボーカルがより鮮明になり一言で言うと「骨太」な音になりました。特筆すべきはこれまで出なかったような太く、伸びやかな中低音が出てきた事です。UTC A-20と比べて果たしてどんな変化が出るのかと、 A-20の音質が優れていたので実は大して期待はしていませんでした。特性上もA-20の方がF特は伸びている筈です。しかし実際に聴き比べてみると111Cの方がずっと伸びやかな音に聴こえます。 う〜ん・・・93Bといい111Cといい Western Electric
恐るべし!