トランス類

                   MCトランス  Triad HS-52
元はアウトプットトランスなのですが、PriとSecを逆使いしてMCトランスとして使っています。SPU用のローインピーダンスとDL103/DV-20XL用のハイインピーダンス、どちらでも使えるようにケーシングしてあり、切替えはケーブルの差し替えで行います。SPU用の名トランスJS6600に勝るとも劣らないポテンシャルを秘めたトランスです。

              CDライントランス Western Electric 111C
アナログレコードを聴くと、どうもCDを聴く気にはなれないのですが、CDでしか聴けないソフトもあるので、何とかアナログに近い音質に出来ないだろうか?と思い、手持ちのWEのトランスを仮接続して鳴らしてみたら、これが中々良い♪ CD臭さこそ取れないものの、定位と奥行き感が増し、これでもう少しまろやかな音になればと考え、探しまくったらどうも111Cが良いらしいという事が分かり秋葉原にて購入。あまりにもキタナかったので、知り合いの板金塗装屋さんに頼んで塗装してもらいました。期待通りの音で大変満足しています。

こちらは93B
111Cの600:600に対して93Bは800:800いずれケーシングして、111Cと比較試聴してみたいと思ってます。

                         UTC A-20
CDライントランスとして購入したのですが、111Cにその座を譲り、こちらをプリ⇔パワーアンプ間に挿入したらどういう変化が表れるかと思い、これも仮ケーシングして鳴らしてみたら、音の粒立ちが良くなり、より低音が出るようになりました♪ それまではプリアウトにパワーアンプを二台並列接続していたのですが、このトランスによりそれぞれのアンプが分離されたためでしょうか・・・ コイルは一組余っているので、もう一台パワーアンプを接続可能です。REPコイルの使用例としてはめずらしい使い方だと思います。チャンデバを使わずにマルチアンプ駆動が可能なのですから・・・ チャンデバとネットワークではどちらが音質劣化するか?賛否両論がありますが、これはこれでおもしろい駆動方法でしょう。

使用材は全て欅:一木削り出しで、特にA-20に使用した材は年輪の数を数えるのが困難な程、目が積んでいて、白木の状態で非常に美しい色をした、滅多に出てこない材料だそうです。指物師の工場で見つけ、無理を言って譲ってもらった物です。これだけ無着色です。シャーシはt=1mm:ヘアーライン仕上の真鍮板を加工後、クリアー塗装し、ジャックはスーパートロン、配線材はWE・16AWGを使用しました。
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