SV−2 Ver.2003 製作記 ウッドシャーシ編

4/5〜 ウッドシャーシ製作開始
ウッド「パネル」から「シャーシ」に変更したので、ちょっと複雑な構造になってしまいました。自分の工具では製作が大変なので、指物師である友人の工場と工作機械を拝借しました。何せこの工場にある機械の総額は数千万円!!!(・_・;)   工作精度と仕上りの良さは格段に良くなります♪まず、購入したカリン材をチェーンソーで真っ二つにします。表面は黒ずんだ色をしてましたがこの時、まるで赤いチョークでも切ったかのような色の切粉が出てきたのです。私の他に見物人(お客さん?)が二人いたのですが、「おおっ♪」と歓声が上りました(^.^)v 期待通り・・・いやそれ以上の色で、仕上りが楽しみです♪

裁断→レベルプレーナーで水平加工→スライドテーブルソーで設計寸法にカット。この色の見事さが伝わるでしょうか?

ルーターで天板落とし込み部分から削り始めます。この後、様々な工作機械を駆使して作業を進めて行きました。

切り出しと削り出し作業はほぼ終了。

天板を乗せて、落とし込み寸法、収まりを見る。

天板前面化粧パネルをジグソーで切り出します。非常に硬い木ですが、切粉は微細で思ったより切削性が良く、切断面も焼けにくい材です。加工中は終始、甘い香りが漂いました。服はもとより、顔や耳の中まで赤くなり、(>.)ヾちーんっ!とハナをかんだら、まるでハナ血でも出たかのように真っ赤っ赤でした・・・(^∽^ ;)

連日、夜遅いので少々疲れ気味・・・(>~_~<)

4/8 完成♪d(⌒o⌒)b♪
細部の修正を行い、二液性ウレタン塗料で仕上げ。ウレタン塗料は微毒性の物もありますが、ほとんどが強い毒性を持つ塗料なので注意が必要です。塗料が乾いたからといってこのまま室内に入れるとシックハウス症候群の原因になりますので数日間、風通しの良い場所で影干ししながら、塗料の硬化と身体に影響が出ない程度まで乾燥させます。


完成しました♪ 辺材の部分をアクセントとして残したので、互いに引き立て合い、より発色が素晴らしく見えます。着色では出ない、本物だけが持つ風格のある非常に綺麗な色です。

まずい・・・ 自営業とはいえ、仕事そっちのけで製作に没頭してしまった・・・ ヘ(^へ^ヘ)☆バシッ\(--;))仕事せねばぁ!( ̄ε ̄;)

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