獅子奮迅!!!災害ボランティアさん達の活躍
2011/ 6/17 記
私が住む地域の水が引けて間もない頃、災害ボランティアさん達の第一陣が手伝いを申し出てくれました。家電品や畳を家の外へ運び出してくれ、その後も何度も私たちの地区を回られてた代表者の塚原さんから「床剥ぎや泥出しなど、必要な時に連絡を下さい」と名刺を戴き、「何という有難い方達だろう・・・」と胸が熱くなりました。床下には7〜8cmの泥が堆積してて、自分達でも何部屋か床下の泥出しをやったのですが、これは大変な作業でした。
奇しくも震災からちょうど二ヶ月目の5月11日と12日の二日間、日本全国から駆け付けてくれた災害ボランティアさんが我が家の片付けに来てくれました。二日間で述べ30人余りの人員で床を剥ぐ人、床下の泥をかき出す人、家の周りに何か所も山積みされてた瓦礫を撤去する人、少しづつ、しかし確実に泥や瓦礫が目の前から無くなって行きました。どうやって片付けたら良いのか途方にくれてたのが僅か二日間でものの見事に綺麗に片付けてくれたのです。
兄の家は面積が広く基礎も高いので泥出しは大変です。
塚原さんです。
私の家の玄関ホールを片付けてもらっています。20L缶に土嚢袋を入れ、それに泥を詰めて運び出します。
ボランティアさん達は一輪車、スコップ、土嚢袋、チェーンソー等の道具から弁当まで持参で駆け付けてくれました。感謝!!!
休憩中です。皆様、大変ご苦労様です。ありがとうございます。
私の家の前の瓦礫を片付けてくれています。
私達が出した泥です。八畳三部屋分でこれだけの泥が堆積しています。これもボランティアさん達が片付けてくれました。
ボランティアさん達の凄さをご覧下さい。土嚢袋だけでも5〜60mに渡って延々と積まれ、数百個はあると思います。この他にも大量の瓦礫を撤去してくれました。
5月12日 庭先にて
石巻市の各地域で6月17日今現在も獅子奮迅の活躍をしてくれている災害ボランティアさんの面々です。
塚原さん 榎本さん 伊藤さん 菊池さん 新井さん 田中さん 檜垣さん 栗原さん 林さん 大和田さん
荒井さん 入口さん 野崎さん 岡本さん 那須さん 小島さん 河崎さん 黒沼さん 海住さん (順不同)
災害ボランティアさん、何とお礼を申し上げて良いか言葉が見つかりません。
貴方がたの私心の無い献身的な行動には感動さえ覚えました。
ただただ感謝致します。貴方がたに受けた御恩は生涯忘れません。本当に有難うございました。
僭越ですが被災者を代表し、この場を借りて深く深く御礼申し上げます。
2011年 3月11日 東日本大震災 〜断絶の日常〜