取付ボルトの逃げ穴と配線スペースを考慮してSV-2と同じ手法で欅を削り出しました。
サイズはL135xW175xH47とHS‐52より一回り小さく引き締まった感じに作ったのですが、この構造で小さく作るにはこれが限界です。前面の曲面加工はちょっと大変でしたが、良い感じになりました。
HS-1とスーパートロンを取付。
配線材はSV-2と同じくNEGLEX 2515を使ったのですが、線がピンに対して少々太いです。SPU用のローインピーダンスとDL103等のハイインピーダンス用に配線します。
完 成
試 聴
最初はやはりぱっとしません。HS-52と同一メイカーなので音色は良く似ているのですが、この時点ではHS-52の方が良い音に感じられます。10時間程したら変化が出てきました。信号が微弱な分、線のエージングに時間が掛かるのかも知れません。更に20時間が経過するとはっきりとその良さが感じられるようになりました。HS-52のくっきりと押し出して来る感じに対して、HS-1は円やかさが加わり定位感と質感が向上しています。これは良いです ♪d(⌒o⌒)b♪ しかしHS-52の音色も捨て難く・・・う〜ん・・・ どうしよう?(^へ^;) こうなるともう好みの差ですね♪
WE 93B CDライントランス完成
93Bは双子型トランスとして鉄板ベースの上にリベット止めされてますが、切り離して取り付けました。111Cとは同一筐体なので加工無しで取り付けられると思っていたのですが、穴寸法が若干違います。幸い少々の加工で111Cのシャーシに納まりました。
試聴: 一聴した感じでは解像度が増したかな?とも思いましたが、これは消磁したせいかも知れません。数曲聴くと111Cとの音質差は感じられなくなりました。試しに93Bを外して聴いて見たらこれはだめです。高域がきつくなり、定位が後退し、解像度が低下しました。111Cはライントランスのスタンダードとして有名ですが、WEでは他にも80B 101A 119C 119EなどのREPトランスがありますので、同様の効果が得られるのではないでしょうか。
旧シャーシから111Cを取り外しました。現在使っているUTC A-20と交換して見てどのような変化が表れるか楽しみです。