復活オーディオ

オーディオ関連

中央が1mm程、盛り上がっています。これだけならペーパーを装着すれば問題とはなりませんが楕円状に回るのは修正しなければなりません。
バラしました。・・・これでメーカー保証は受けられません
大変便利な機械です。私にとって重要な部分はこの右端R部分。30Rという曲面が微妙なカーブの仕上げに威力を発揮します。
ミニベルトサンダー修正
サンダー二種類とスプレーガン他、各種小物類工具が今日届きました。工場が完成してから相当量の機械、工具類を購入したと思っていましたが、これでもまだ足りない物がある事に気が付き、改めて震災前はかなり充実した工具環境だったのだなと思います。このリョービのベルトサンダーですが、安価な割には大変重宝する電動工具で、小物の加工に向いています。私が特に使いたい部位は右先端の30R部分なのですが、もともとここを使って加工する事は考えられていないのでしょう。ローラーの精度が出ていません。楕円状に回転するのと、ローラー中央部が両端より1mm程、太鼓状に盛り上がっています。もっともこれはベルトの走行を安定させる為とも考えられ、ドライブ側も同じ形状になっていますが、こちらは楕円状に回転する事も無く安定した回転です。微妙な(0.5mm程)楕円回転なので通常で使う分には全く問題ないと思いますが、バラして修正する事にしました。
組付け完成です。楕円回転は修正され、目で見ても分からないほど滑らかな回転になりました。この後、フェンスを作って取付ける予定です。
削り出し終了。切粉の多さが分かるでしょうか?
旋盤に装着して芯を出し、少しずつ削りだしていきます。ダイヤモンドドレッサーでの削り出しなので表面が荒れるかな?と思ったら意外と滑らかでした。仕上はカッターで(絶対にやらないで下さい。超危険です)整えました。
こうして30R部分を使います。大型の専用機械は手を入れる余地も必要もありませんが、自分の使い易いように工夫できるのは楽しいです。ただし、構造や動作を熟慮しないとこういう改造は思わぬ故障や事故の原因になりかねないので、十分な注意が必要です。
裏側です。本体に12mmのタップを立て調節可能な足を取付ました。取付ベースとフェンスを別体にしたので用途に応じてフェンスを作れば交換できます。
付属の集塵口は効率が悪そうなので集塵カバーとフェンスを付けました。ベルトサンダーは集塵が悪いとベルトが目詰まりを起こし、切削材に焼けが入りやすくなります。
2013/10/30
2013/11/3
リスニングルーム
震災前に使っていたリスニングルームは洋室8帖でしたが、大型のSPを鳴らすには狭く、常に何とかしたいと考えていました。振動する空間空気量の絶対的な不足はある意味、機器の優劣よりも深刻です。洋室8帖の部屋を増築すれば、ぎりぎり14帖くらいまでは拡張できるのですが、これは単純に増築できる訳ではなく、軸組の変更を含めた木工事のみならず屋敷入口の拡張、基礎工事、屋根、水道工事まで絡み、へたをすると14帖分の部屋を新たに建てるくらいの資金が必要になります。「何ともならないか・・・」と諦めかけていた時に、ふと寝室に使っている10畳間を使えないだろうか?と考えました。この部屋は南西側に面していて日当たりが抜群で、住環境は最高ですが、オーディオ機器を置くには不向きと考えていた部屋です。夢は20帖以上、天井高3m以上のハンドカットログハウスですが現状では夢に過ぎません。クローゼットを取り払えば短辺方向二間、長辺方向三間の12帖の空間を確保できますし、内部改築工事だけで済むので工事費も実現可能な範囲になります。さっそく大工さんに相談し、11月初旬から内装材に使用する材を探し始め、15日間の木工事を経て年末に完成しました。今にして思えば震災からのリフォームの時になぜ考えつかなかったのか?とも思えますが、当時は「現状復旧」するのが精一杯で、とてもそんな考えが及ぶような状況ではありませんでした。

フラッターを抑えるために平らな平行面を作らないのと、音の拡散目的で壁面は桧のハーフカットログ状の羽目板を12mmボード捨て貼りの上に貼りました。材の最大厚は25mmで強度も十分です。天井は木曽桧12mm厚、幅120mmの物をこれもボード捨て貼りの上に形状をを船底天井にして貼り、無用な振動源である突起物を無くすため照明は全て埋込型にしました。壁材はわざと節有り材を選定したのですが、天井まで節有りだとうるさくなるので、こちらは無節一級材を使いました。美しいの一言です。工事中は家中に桧の香りが漂ってましたが、現在は塗料の匂いの方が強いです。塗料は木の呼吸を妨げない浸透性の天然塗料である「オスモカラー」を二日掛かりで塗り上げたのですが、天然塗料なので嫌な匂いではありません。塗料の匂いと言うより、樹脂の香りと言った感じです。天井高はぎりぎりまで高くして何とか2.65mまで確保する事ができました。
フロアの上を5m以上もSPケーブルを転がすのはさすがに気が引けるので床下へ潜り、配管してケーブルを通しました。こちらはアンプ側です。機器用コンセント電源はCVV−S(遮蔽シールド付)5.5−2Cを配電盤から専用回路で配線し、専用アース(D種接地)を取りました。ただ、このアースは地中を介して電源アースとループ回路が出来上がるので、効果があるのかあるいは悪影響となるのか音を出して見ない事には分かりません。
こちらはスピーカー側です、SPケーブルの線種はVCT5.5−6Cで、以前低域用に使っていたケーブルと同種です。中高域用に使っていたモニターPC純銀コートと比較しても全く遜色の無い、CP抜群のケーブルです。これでリスニング位置からSPまでの間は非常にすっきりしました。現時点では部屋に何も置いていないので超ライブな響きですが、嫌な響きは今の所出ていません。機器を設置して音を出したらどんな響きになるのか今から楽しみです。
2014/1/1
小さな一歩

フルレンジ10cmユニット、¥2,370のデジタルアンプ、中古CDプレーヤーで簡易的にCDだけ聴ける機器が揃ったので、完成したリスニングルームで鳴らして見ました。
これまでまともな機器で聴けなかった耳には意外なほど良い音で響きます。梱包箱エンクロージャーのユニットは低音を望むべくもありませんが、これだけでもだいぶ違い、多少は良くなるので部屋の角に置いています。音の方はこの振動板面積に対して室容積が十分なためか、変な響きも無く残響、定位も良く朗々と鳴り、それなりに楽しめる音です。
2014/1/19
2014/2/14
受 難
075取付台の長穴加工用に購入した6mm軸・全長70mm・刃長30mmのルータービットが、まだ一本も加工せず調整している最中に根元から折れました。送料まで入れると一本4000円近くするビットです。ホームセンターで売っているような安物ではありません・・・(泣) 仕方が無いので刃長20mmのビットで加工しました。
長穴加工が終わってやれやれと思いきや、今度はリョービのベルトサンダー(改)までもが昇天してしまいました!自作フェンスと例の30R部分を使って、良い感じだな♪と微妙な部分を削っていたら何やら嫌な臭いがしてきて「ポン!」と言う音と共に内部からもこもこと白煙が・・・!!!バラして見たらコンデンサーがパンクしたようです。200μF/125V・・・ん?125V???しかも中国製。確か使用電圧の倍近い耐圧が必要だった気が・・・国産ならまだしも中国製ではまぁ、こんなもんでしょう。購入してから半年も経ってませんし、使うのは今回が初めてなので総使用時間は20〜30分も回したかどうかという所ですが、改造してあるのでメーカー修理には出せません・・・ 早速、若松通商に注文を入れました。
原因判明
ベルトサンダーの修理ですが、コンデンサーを交換しても回転とパワーが出ず、使用中に再びパンクしてしまいました。テスターでは出て来ませんが、モーターも焼けてしまったようです。モーターアッセンブリ―を取り寄せて交換し、試運転してみたら一分も回さないうちに、また焼けるような臭いがしてきたので慌てて停止したのですが、原因はどうやら横倒し使用のためと思われます。正規の状態では数十分以上回しても何も支障はありませんでした。横倒ししてもモーターにストレスがかかるとは思えないのですが、上に書いたように「思わぬ故障」が出てしまいました。フェンスは必需品なので外す訳には行きませんが、使いづらくても横倒し使用はやめた方が良いようです。

2014/3/6
ラック修理
使えるかな?と思い保管してたのを修理しました。直射日光を受けながら海水と瓦礫の中に三週間以上放置されていたためか塗装は剥げ、木口から油か泥を吸ったのか、所々黒くくすみ、棚板の接ぎ合せた所は剥離して隙間が開いていました。幸い大きな傷は無かったので、痛んだ部分は塗装を落とし、カンナを掛け、隙間は鋸屑とボンドでパテを作って充填、再塗装したら十分に綺麗な状態に蘇りました。
before ↑
after ↓
before ↑
after ↓
2014/3/30
テーブル兼レコードラック製作
アナログ盤とCDを聴く位置で座ったまま、手軽に取り出したいと考えてサイドテーブル兼用で作ります。出来るだけ軽くしたいのと加工のし易さから収納部の材は杉で、天板は木目の良いセンダンを使いました。初めて使う材ですがケヤキに良く似た木目で加工性も悪くなく、ケヤキより少し柔らかいくらいの硬さで、画像左下に綺麗なトチが出ています。収納部の外径寸法は516mm角ですが、LP70枚、CDを75枚ほど収納できます。
台座です。回転盤を取付けました。対面に収納した盤も取出し易いように本体を回転できるようにします。
センダンを接ぎ合せ、620mm角に切り出しました。真四角では面白味が無いですね・・・・・ デザインを考えて見ます。
2014/6/29
各部の接合には初めてビスケットジョイナーを使ったのですが、ホゾ等の加工をしなくても(手抜き?)簡単に接合できる便利な道具です。
天板は傾斜カットで縁の中央をえぐり、四隅の角を落としました。驚いたのは塗装後の色の濃さです。全くの無着色、クリア塗装のみでこれだけ色が濃く出る材も珍しいですが、綺麗な木目です。
塗装はストップシーラーx1 サンディングシーラーx4 仕上げは五分艶クリアーx2の合計7回です。センダン、杉、共にストップシーラーでは塗料の吸込みが止まらず、塗装回数が多くなってしまいました。出来るだけ軽く作りたいと思ってはいたものの、厚板に加工したので仕上がり重量は31kgあります。
以前、良く聴いていたアルバムを探して揃えてはいるんですが、今あるアナログ盤はたったのこれだけです。押入れにズラ〜と並んでた頃を思い出すと寂しい限りですが、これからも少しずつ枚数を増やしていきたいです。
2014/7/8
アナログディスククリーナー
Hanss Acoustic RC-20です。SPUをメインに使っていた頃はあまり気にしなかった盤面の清掃ですが、イケダのカートリッジは埃の侵入による故障が多いらしく、敏感なせいかスクラッチノイズも通常のカンチレバー式に比べて多く感じられます。アナログ盤はほとんど中古でしか手に入りませんし、イケダのような優れたカートリッジを壊したくありませんので、これで清掃すれば万全かと思い購入しました。
本体と付属のクリーニングブラシ。ベルドリーム製のレコード乾燥台も同時に購入しました。
洗浄液の作り方を検索したところ、精製水8:イソプロピルアルコール2:界面活性剤を500ccに対して2〜3滴となっていたのでこれで調合します。
付属のクリーニングブラシは硬く、毛先も太く見るからに音溝の中まで届くとは思えませんので極細ハブラシを使用します。
クランプで盤を固定しターンテーブルを回転させながら洗浄します。ハブラシ1本では効率が悪いので3〜4本連結させた方が良さそうです。
バキューム吸引中:爆音です!我が家の強力な掃除機よりも更にうるさいですが、見る見るうちに洗浄液を吸い取り、盤面が綺麗になって行きます。
多少なりとも水分が残留していてはまずいので乾燥させます。イケダ製品購入店から奨められて使っていたナガオカのクリアトーン558ですが、これは静電気除去効果抜群です。
2015/2/1
大失敗
ドレンホース口のストップ用クリップを解放して吸引させながら排水受けカップに直接流そうと使っていたら底板から排水が溢れてしまいました。「もう壊れた?不良品?」とバラして納得。このクリップは使用中に開放するとドレンホースからも空気を吸い込み、排水が全て吸引ファン側に流れてしまいます。説明書にも「使用中はクリップを閉じて下さい」と書いてありました。最後まで良く読みましょう・・・・・(汗)
2015/2/2
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ハブラシ一本では効率が悪過ぎるので、5本をアクリル板に固定してクリーニングブラシを作りました。