製作予定のプリアンプが現在使っているラックに高さが20mm足りず、納まらないので新たに作る事にしました。高さが足りなくなるのはトランスの部分だけなので、一部だけ削って納めようかとも考えたのですが、アナログプレーヤーも座ったままでは少々高くて操作し難く、何とかしたいと思っていたので良い機会です。現在のラックは縦型で3台収納していますが、横に2台・2段で4台収納出来るように作る予定です。サイズはW:1280 L:670 H:450で、90kg前後のアナログプレーヤーと28kgのCDプレーヤーの重量に耐える構造にしなければなりませんので、柱はケヤキ120φ、棚板はヒノキの50mm厚、更に棚板中央付近二か所に補助の柱を入れます。
2016/3/2
曲面に加工し、接合部の片側を傾斜カットしている時に気が付きました・・・棚板一枚の接合部は全部で六か所、この傾斜が少しでも狂うと他の接合部全てが狂い、寸法通りに納まらないばかりか、隙間が出来てしまいます。プラス柱との接合が四か所あり、一段だけなら問題ありませんが、二段だと全接合部二十か所全てが絡み合います。組立て易い方法でと最初に考えていた組立順序を変更しないと納まらなくなってしまいかねません。使い易いだろうと安易な気持ちで折り曲げた形状にしたツケが回ってきました(笑)
ケヤキの角材4本の削り出しから始めました。
製材所に頼んでヒノキを1800x220x55に製材してもらい、使用寸法にカットしました。一枚板で作れば、くの字に接合せずに済みますが、そうすると幅が350mm以上、長さも仕上がり寸法程度の物が必要になり、厚さも取れるそのようなヒノキ材は中々ありませんし、金額も何倍にもなってしまいます。幸い、製材所に250mm角に製材して程良く乾燥した材があったので板材にしてもらいました。
少々悩みましたが、無事に貼り合わせと柱の加工が終わり、組立終了です。振動の逃げを考慮した中央部の開口と左右の見出し寸法は機器を置く場所と大きさを考慮して寸法と位置を決めています。
2016/3/6
生き節はそのままですが、死に節は画像左のように黒く、穴が開いたりするので、右側のように補修します。
柱材と棚板の合わせ目が中心から両端へ向かって僅かに隙間が出来ているのが分かるでしょうか?柱材が反ったのですが、加工後、一晩置いただけで素性の悪い材はこのようになります。
棚板の接合板はストレートでは面白味が無いのでえぐりを入れて見ました。
塗装はストップシーラーx1、サンディングシーラーx2、艶消し仕上x2の5回です。3日間の乾燥後、部屋へ搬入し、柱底部へ鋳鉄製のインシュレーターを取付けて完成です。画像手前側へ置いた機器を操作し易いように150mm傾けています。
水平を調整して機器を乗せて見ました。プリアンプが完成したらアナログプレーヤーの右側へ置く予定です。棚板中央に開けた穴は配線の通し穴としても有効でアナログプレーヤー廻りの配線がすっきりしました。
W:1280 L:670 H:450 重量:36kg
2016/3/15
音の変化は無いだろうと思ってたのですが、、良い方向へ変わりました。輪郭がよりくっきりと出るようになった感じです。前ラックと比べて構造や板厚はあまり変わりありません。理由を考えて見ると、一つ目は高さです。前はほぼ、耳の真横にアナログプレーヤーを設置していたのが低く前方へ移動した為に、左右平均して壁からの反射音が届くようになったからでは無いか?と考えました。二つ目は大音量で鳴らしてもラックが全く振動していない事です。前ラックは多少なりとも振動は感じ取れていたので、これには私も驚きました。えっ?と思いラックの各部で確認したんですが、どの部位でも振動は感じ取れません。前ラックは三段で棚板が四角形で、こちらは前後非対称の不規則な曲線と縦方向の振動の逃げも考慮した開口部を設け、床接地も六点あるので振動がうまく分散されているのかも知れません。棚板の材種の赤松(前)と今回のヒノキでは気乾比重もほとんど差はありませんので、材種による違いでは無いと思いますが、各機器の操作性もかなり向上し、良い結果になりました。
2016/3/18

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